【特徴】
・世界各国での実績
・Quick & Easy fitting
(1回目のレンズ選択で80%、2回目で95.5%以上のフィッティング適合率)
※Euclid社調べ
・高い矯正効果が期待できる
・治療効果の可逆性あり
・左右で異なるレンズカラーを選択可能
オルソケラトロジーレンズ「マイエメラルド」のレンズ構造は、
古代ギリシャの幾何学者ユークリッドから影響を受けました。
「マイエメラルド」は、世界各国で承認されているオルソケラトロジーレンズです。主な特徴は、矯正力が高く、視力の立ち上がりが早いということです。この特徴は、下記レンズ構造から成り立っています。
【レンズ構造】
① 二重構造のアライメントカーブによって周辺角膜にフィットし、快適な装用感が得られます。
② このリバースカーブは、できるだけ角膜上でプラスパワーを確保することにより、周辺網膜における近視デフォーカスを生み出します。
③ オプティカルゾーンのベースカーブによって、患者様の角膜中央部のカーブをフラットにすることで近視を矯正します。
レンズ内面の4カーブのうちリバースカーブ(RC)に引圧が働き、角膜上皮の中心部(BC)が薄くなり外側(RC)が厚くなる現象が起こります。
(※下記で4カーブのご説明をさせていただいております。)
それにより網膜上に焦点が合うことで、屈折異常が減少し正常化され、一時的に視力が回復します。
販売名:マイエメラルド
一般的名称:角膜矯正用コンタクトレンズ
医療機器承認番号:22200BZX00790000
製造販売元:株式会社テクノピア メディカル事業部
製造元:Euclid Systems Corporation USA
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後面頂点屈折力:+0.75D
酸素透過係数:145.6±13.6×10 (Gas-to-Gas法)
素材: Boston EM (Bausch + Lomb)
色:Clear・Blue
直径:標準10.6mm (9.6mm~11.6mmまで制作可能)
ベースカーブ(BC):7.3mm~10.15mm
フラットK(FK):37.00D~48.00D
※アライメントカーブ(AC)に相当
ターゲットパワー(TP):-1.00D~-4.00D
レンズのセンタリングを保ち、安定性を図ります。マイエメラルドはアライメントカーブが2段構造になっており、良好なフィッティングを得られるよう設計されています。フルオレセインパターンは暗い色調として表れます。
患者様のターゲットパワー(目標矯正値)に合わせて曲率半径が決定され、角膜前面を涙液層を介して押さえることで平坦化させる部分です。フルオレセインパターンは涙液層が最小クリアランスを示し暗い色調として表れます。
角膜上皮細胞を再分配(マイグレーション)させるための部位です。フルオレセインパターンは涙液がプールされるため、黄緑色のリング状として現れます。
涙液交換を促進します。適切なエッジリフトにより黄緑色のフルオレセインパターンとなります。
人それぞれ角膜の形状は千差万別です。
一人ひとりにあったレンズデザインが必要です。
独自のアルゴリズムによって、それぞれの患者様の角膜形状に合わせたレンズをシンプルに選択できます。
このフィッティングシステムに必要な基本的パラメーターは、レフ値・ケラト値・角膜径です。
(トポグラフィーによる角膜形状解析を行うと、より精密な選択ができます)
マイエメラルドの特徴として、独自のアルゴリズムによって1回目のレンズ選択で適合性80%、2回目のレンズ選択で適合性95.5%以上を実現しています。
Euclid社調べ
レンズの装用時に、レンズの安定性を向上させるために開発されたマイエメラルドの新たな選択肢となる‶プレミアムデザイン″です。
これまで角膜乱視が原因でオルソケラトロジーを諦めていた方にお試しいただきたいプレミアムレンズです。
角膜乱視の許容
スタンダードデザイン 1.00D程度まで
プレミアムデザイン 3.00D程度まで
プレミアムデザインは近視矯正用です。
日本国内の大学病院2施設において臨床試験を実施し、
「マイエメラルド」の近視矯正における有効性・安全性が評価されました。
※球面度数での分布(参加症例50例99眼)