【網膜の役割】
眼球をカメラにたとえると、網膜はフィルムにあたる眼底一面に広がっている薄い膜状の組織で、光や色を感じるのに重要なたくさんの神経細胞(視細胞)と、それにつながる神経線維からできています。
視細胞に栄養を与え代謝を維持しているのが、網膜のいちばん奥に並んでいる網膜色素上皮細胞と、その外側に位置する脈絡膜(細かい血管が豊富な組織)です。
光は目の正面から入ってきて、角膜、前房、水晶体、硝子体を通り抜け、網膜で焦点を結びます。網膜に入った光は、視細胞で電気信号に変換され、網膜につながっている神経線維を伝わり、その神経線維が集まってできた視神経に達し、そこから脳に届きます。
網膜の中央は視細胞が密集した最も感度の高い場所で、視野の中央に相当します。
人が字を判読したりするのがこの部分で、黄斑といいます。視力は黄斑の機能を反映しています。
引用:公益社団法人 日本眼科医会「飛蚊症と網膜剥離 なぜ?どうするの」 網膜の場所と役割
URL:https://www.gankaikai.or.jp/health/38/02.html
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